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主要メンバー
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松田 亮三  MATSUDA Ryozo
立命館大学  産業社会学部  教授(リーダー)
Massage 日本、イギリス、フランス、スウェーデン、米国、韓国、台湾などのヤングケアラーについての政策を比較していきます。
専門領域

医療・福祉に関わる社会の仕組み(システム)がどのようなもので、それがどのように決定されているか、そして、よりよい仕組みを社会が作っていくにはどうすればよいのか、ということを研究しています。

主要な研究業績

『社会保障の公私ミックス再論』ミネルヴァ書房、2016(共編著)、「医療の必要の不充足の社会的可視化―普遍医療給付の徹底に向けて―」『貧困研究』 30巻 5-13頁、“A corporate-centred conservative welfare regime: three-layered protection in Japan.” Journal of Asian Public Policy 14(1): 110-133, 2021 (with Masato Shizume & Masatoshi Kato)、ほか。

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矢藤 優子  YATO Yuko
立命館大学  総合心理学部  教授(サブリーダー)
Massage ケア関係を多面的に測定する客観的な行動指標の開発を行い、支援につなげます。
専門領域

おもに乳幼児の社会性発達や親子のかかわりについて、行動観察や質問紙、インタビュー、生理指標などをもとに多面的に研究しています。アジア諸国と連携し、科学的根拠に基づく子育て支援にも取り組んでいます。

主要な研究業績

「現代中国の子育てと教育―発達心理学から見た課題と未来展望」2023、ナカニシヤ出版(共編著)

Yato, Y(2023). Building Childcare and Work Support for Women Based on Scientific Evidence from the Perspective of Families in East Asia. Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University 6,118-127.

その他のメンバー ・吉沅 洪(立命館大学大学院  人間科学研究科  教授) ・斎藤 真緒(立命館大学  産業社会学部  教授) ・日吉 和子(太成学院大学  看護学部  教授) ・村本 邦子(立命館大学大学院  人間科学研究科 教授)

主要メンバー・団体
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斎藤 真緒  SAITO Mao
立命館大学  産業社会学部  教授(リーダー)
Massage 研究者だけではなく、たくさんの社会実践を行っている方とともに共同研究することにとてもワクワクしています。ケアラーが生きやすい社会は多くの人にとって生きやすい社会につながると確信しています。
専門領域

家族社会学、男性介護者や子ども・若者ケアラーなど、ケアラー支援に関するアクションリサーチ

主要な研究業績

『子ども・若者ケアラーの声からはじまる―ヤングケアラー支援の課題』(共著、クリエイツかもがわ、2022年3月)。「ケアするーケアはジェンダーから自由になれるのか」伊藤公雄・牟田和恵・丸山里美編『ジェンダーで学ぶ社会学{第4版}』(世界思想社、2025年)。

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河西  優  KASAI Yu
立命館大学  衣笠総合研究機構  研究員/YCARP
Massage ケアとともに生きるなかで発生するケアラーの複雑な感情に「他者の合理性」の視点から丁寧に着目していきたいです。
専門領域

修士(社会学)。YCARPでは、移行期を支える社会資源の開発に向けて、18歳以降の若者ケアラーの実態把握に取り組んできた。現在は、企業におけるケアラー支援に関心がある。

主要な研究業績

『精神障害の親をもつ『ヤングケアラー』の語りにみる社会的排除:『ケアする存在』と『ケアされる存在』のはざまで」『関西学院大学社会学部紀要』135:129-208,2020年10月.『「ヤングケアラー」支援に必要な視点―当事者による先行研究のレビューを通して』『立命館人間科学研究』(48):47-61,2024年.ほか

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亀山  裕樹  KAMEYAMA Yuki
大谷大学  社会学部  助教/YCARP
Massage 社会に不可欠なケアについて、正義にかなった公正な分配を実現するにはどうしたらよいかを考えていきたいです。
専門領域

ヤングケアラーと家族の貧困について研究をしています。専門は貧困研究、教育福祉論。博士(教育学)。

主要な研究業績

亀山裕樹(2023)「ケアをめぐる交渉において子どもが直面する制約の検討」『社会福祉学』64(2),1-13.

亀山裕樹(2024)「貧困下でケアを担う子どもの経験」『貧困研究』33,63-74. ほか

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一般社団法人merry attic
代表 上田馨一
Massage 支援が特別でなく、日常の延長にある社会を、未来に残したい。
主要な活動内容

宿泊を伴う子どもショートステイ、放課後支援、中高生の居場所づくりなどを通じ、子育て世帯が「頼っていい」と思える社会の空気感づくりを目指しています。

プロジェクトでの具体的な事業

子どもショートステイや雑談支援などの現場実践を通じ、利用者のニーズや葛藤の声を丁寧にすくいあげています。
ケアから一時的に離れられる選択肢や、日常の会話の中から自分でも気づけなかった言葉にならない想いを言葉にし、支援につなげる手がかりを探っています。

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公益財団法人京都市ユースサービス協会

ケア事業担当統括 竹田明子

Massage 若者の自己成長を支えるユースサービスの理念のもと、主に市内中学生~30歳までの若者たちの自主活動応援、居場所づくり支援、相談援助に取り組んでいます。
主要な活動内容

若者の自己成長を支えるユースサービスの理念のもと、主に市内中学生~30歳までの若者たちの自主活動応援、居場所づくり支援、相談援助に取り組んでいます。

プロジェクトでの具体的な事業

子ども・若者ケアラーを中心に家族との葛藤がある若者が休める場所となるよう、ユースショートステイ事業としてレスパイト拠点「おりおりのいえ」の運営をしています。(最大3泊無料)

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子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト
(Young Carers Action Research Project:YCARP)
事務局  武石卓也
Massage YCARPは、当事者とサポーターの対話を大切にしています。各イベントの参加をお待ちしております!
主要な活動内容

YCARPでは、当事者が中心となり、当事者同士の対話、当事者とサポーターとの対話を重視しながら、当事者・サポーターどちらも参加できるイベントやシンポジウムなどを実施し、子ども・若者ケアラー支援に取り組んでいます。

プロジェクトでの具体的な事業

子ども・若者ケアラー啓発の場として、毎年シンポジウムを開催し、国内外でヤングケアラー支援に取り組む団体や専門家を招聘し、様々な知見を得ながら、ケアラー支援についてしています。また、当事者のレスパイトや安心・安全な語りの場を保障するためのプログラム開発にも取り組んでいます。

その他のメンバー・団体 ・清原 楓雅(立命館大学  社会学研究科  修士課程院生/YCARP) ・許 英瑞(立命館大学  社会学研究科  修士課程院生/YCARP) ・武石 卓也(立命館大学  衣笠総合研究機構  補助研究員/YCARP) ・張 瑜淳(京都大学 文学研究科 博士課程院生/YCARP) ・徳竹 綾香(立命館大学  社会学研究科  博士課程院生/YCARP) ・古谷 友亮(立命館大学  社会学研究科  修士課程院生/YCARP) ・村本 邦子(立命館大学大学院  人間科学研究科  教授) ・湯谷 菜王子(立命館大学  社会学研究科  博士課程院生/YCARP) ・横川 あゆみ(文教大学大学院  人間科学研究科  修士課程院生/YCARP) ・石原 優太(一般社団法人merry attic スタッフ) ・上田 馨一(一般社団法人merry attic 代表) ・川﨑 敦子(NPO法人芹川の河童  代表) ・竹田 明子(公益財団法人京都市ユースサービス協会  ケア事業担当統括) ・野池 雅人(一般社団法人merry attic アドバイザー) ・藤田 琴子(一般社団法人青草の原  れもんハウス  代表) ・松岡 江里奈(公益財団法人京都市ユースサービス協会  おりおりのいえ  スタッフ) ・宮政 博人(一般社団法人merryt attic スタッフ) ・一般社団法人 青草の原 https://aokusa.or.jp/

主要メンバー・団体
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日吉  和子  HIYOSHI Kazuko
太成学院大学  看護学部  教授(リーダー)
Massage フランスの施策を参考にしながら日本の子ども・若者に対する支援の構築を行っています。特にジェンダーアイデンティティーの視点及び脳科学的視点から支援の構築を行うことを目指しています。
専門領域

若者の健康支援(ユースクリニック)、女性の健康支援、脳科学に関する研究を行っています。保健師、看護師の資格を持ち、臨床現場で経験した家族内虐待を社会システムの変革で予防したいと思い、研究者になりました。

主要な研究業績

子どもの命を守る日本のユースクリニック ~フランスのユースクリニック調査を基に~,  地域保健 WEB, 2024.  ユースクリニックと公式 LINE の連携による子ども・若者の健康支援, 日本ヘルスコミュニケーション学会, 2025.

Association between Mother Overprotection and Premenstrual disorders in a Machine Learning Exploratory Study. BioPsychoSocial Medicine, 2025.  

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村本  邦子  MURAMOTO Kuniko
立命館大学  人間科学研究科  教授
Massage 若者・女性支援の現場で支援ニーズの掘り起こし、支援システムの構築と理論化を目指します。
専門領域

虐待、DV、性暴力など女性や子どものトラウマ支援と支援者支援、戦争や災害などコミュニティのトラウマとレジリエンス、ケアの倫理に基づくコミュニティ支援と平和構築を研究しています。

主要な研究業績

『婦人相談員物語ーその証言から女たちの歴史(herstory)を紡ぐ』国書刊行会、2024年(共著)、「心理支援におけるフェミニスト・アプローチ」和田他編(2024)『心理支援における社会正義アプローチ』誠信書房、『災厄を生きるー東日本大震災からコロナ禍まで 物語と土地の力』国書刊行会、2024(編著)ほか

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上田  隼也  UEDA Junya

一般社団法人インパクトラボ 代表理事

Massage 学校の保健室という身近な場所から、「デジタル保健室」の新しい可能性を広げ、地域への浸透を目指して挑戦していきます。
主要な活動内容

持続可能な社会の実現を目指し、社会課題を先取りして探究するシンクタンクとして活動しています。生成AIやメタバースといった先端テクノロジーを積極的に取り入れ、新しい社会的価値の創出に取り組んでいます。

プロジェクトでの具体的な事業

立命館守山中高にて、実際の保健室をデジタル空間に再現した「デジタル保健室」の構築を進めています。匿名性を確保した環境により、生徒が気軽に安心して相談できる場を提供します。さらに、生成AIを活用した「デジタル養護教諭」を導入し、生徒たちの日常的な悩みに寄り添い支援を行います。このプロジェクトを通じて、これまでなかなか声が届かなかった子どもや若者ケアラーの声を丁寧に拾い上げ、社会課題の解決につなげることを目指しています。

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山村 和恵  YAMAMURA Kazue
立命館守山中学校・高等学校  養護教諭 / とりあえずほけんしつ/ 立命館大学  人間科学研究科  博士課程院生
Massage 生徒の声を置き去りにしないように。保健室から新しい挑戦を続けていきます。
主要な活動内容

保健室を起点に、ヤングケアラー、包括的性教育、デジタル保健室を中心にした活動を展開。学校に内在しながらも社会とつながる保健室のあり方を模索し、生徒のWellbeingを支える為の多様な試みを行っています。

プロジェクトでの具体的な事業

「デジタル保健室」では、匿名・非対面の空間を通じて、対面相談が難しい生徒やヤングケアラーに寄り添う新たな形を実装・実験中です。従来の保健室で展開されるコミュニケーションを超えた「つながりの場」を提供し、学校内外の多様な専門職や生徒と協働して、新たなコミュニケーションツールの開発にも取り組んでいます。

その他のメンバー・団体 ・可知 悠子(早稲田大学  人間科学学術院健康福祉科  准教授) ・坂井 三里(立命館大学  非常勤職員) ・新屋 茜(太成学院大学  看護学部  職員) ・ドブソン(近森)栄子(四条畷学園大学  看護学部  非常勤職員) ・田口 真太郎 (成安造形大学  未来社会デザイン共創機構  講師) ・中井 勇希(立命館大学  情報理工科学部  4回生) ・永吉 真子(名古屋大学  医学部  講師) ・錦織 史子(立命館大学  人間科学研究科  博士課程院生 / 関西医療大学  保健看護学部保健看護学科  准教授) ・朴 幸洙(立命館大学  衣笠総合研究機構  非常勤職員) ・山中 知子(藍野大学  医療保健学部看護学科  助教) ・石塚 芽依(奈良県スクールカウンセラー公認心理師  非常勤職員) ・宇野 明香(NPO法人Happiness  代表)

主要メンバー
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吉沅洪  JI Yuanhong
立命館大学  人間科学研究科  教授(リーダー)
Massage 人々の悩みや問題行動などは、国や文化によって著しい違いが存在しています。心理臨床と文化について興味を持って研究を行っていると同時に、心理臨床の現場においても文化という要素を大事にしています。
専門領域

長年学校心理臨床、表現療法、異文化適応などについて研究および実践をしています。専門は臨床心理学です。博士(教育心理学)。本プロジェクトにおいて家族まるごと支援という視点からケアラーおよびケアラーを含める家族の支援について担当します。

主要な研究業績

《树木-人格投射测试》(『バウムテスト』)(第四版)、重慶出版社2023(単著);《图片物语》(『図版物語―主題統覚検査TAT心理事例分析―』)(第二版)、華東師範大学出版社、2020(単著);”Clinical Application of Color Inkblots in Therapeutic Storytelling”, The Arts in Psychotherapy, 34(1): 208-215;「日中大学生の描画特徴、パーソナリティ特性比較と文化」、『文化とこころ』、5(1),52-62, 2006.

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NPO法人芹川の河童

代表 川﨑敦子

Massage 私たちは当事者に直接かかわる支援の最先端の実践部隊だと思っています。私たちのこれまで積み上げてきた実践活かし、大学と共同で新たな実践ができること楽しみにしています。
主要な活動内容

居場所事業を中心に活動しています。

若者の居場所「誰にも会いたくないカフェ」

地域の居場所 地域循環型未来食堂「みんなの食堂」

子どもの居場所 子ども第三の居場所「みんなの食堂」

滋賀県ヤングケアラー支援体制構築モデル事業 など

地元の商店街と協力して場所を設置しています

プロジェクトでの具体的な事業

ケアを風通しのよいものにするために、ケアラー個人への支援だけではなく、ケアがある家族全体への支援のあり方を考えます。親子で参加できるキャンプ事業などを通じて、ケアラーも家族も楽しめるプログラムの開発をすすめます。

その他のメンバー・団体 ・赤田 太郎(常葉大学  健康プロデュース学部スポーツ健康科学科  准教授) ・黄  正国(九州大学  留学生センター  准教授) ・斎藤 真緒(立命館大学  産業社会学部  教授) ・TANG Shijia(立命館大学  人間科学研究科  博士課程院生) ・CHEN Tingting(立命館大学  人間科学研究科  博士課程院生) ・矢藤 優子(立命館大学  総合心理学部  教授) ・WAN Ting(立命館大学  人間科学研究科  博士課程院生) ・WANG Yiyuan(立命館大学 人間科学研究科 博士課程院生) ・財団法人天使心家族社会福利基金会Angel Heart Family Social Welfare Foundation(台湾)https://ah-h.org/

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